山口「甲第2号証を示します。人権侵害だと考えた根拠は何でしょうか。」
被告「罵声、差別的や見下したツイートがあったからです。」
山口「乙第3号証、乙第4号証、乙第5号証も同様ですか。」
被告「はい。乙第5号証は甲第5号証より後ですし。」
山口「甲第28号証を示します。ここで差別主義者と被告が指している人物は誰ですか。」
被告「住職です。」
山口「その根拠と被告が考えたのは住職のツイートでしょうか。」
被告「はい。他人を誹謗中傷するものがありましたから。」
山口「甲第29号証を示します。ここでクソ坊主と述べているのは誰のことを指していますか。」
被告「住職です。」
山口「甲第12号証を示します。このショートメールは誰に対してのものでしたか。」
被告「奥様です。」
山口「被告は送信した時点では誰に送っているつもりでしたか。」
被告「住職です。」
山口「乙第16号証、乙第17号証、乙第18号証を示します。これらはすべて住職に対するものとして送ったものですか。」
被告「はい。」
山口「それがその後そうではないと気付いたわけですが、それはなぜそう思ったのですか。」
被告「主語がコロコロ変わっていたからです。」
山口「甲第47号証を示します。ここでショートメールの相手方が『坊守』と名乗っているのには気づきましたか。」
被告「いいえ。」
山口「『坊守』が浄土真宗で住職の奥さんを指すことはご存知でしたか。」
被告「知りませんでした。」
山口「甲第4号証を示します。ここで相手方がご主人ではないことを認識したわけですね。」
被告「はい。主語が変わっていておかしいと感じて奥様だということに気が付きました。大変申し訳なく思っています。」
山口「今後住職や奥様に電話やメールなどをするつもりはありますか。」
被告「今後は一切関わらないことをお約束したいと思います。」
山口「終わります。」