山口「刑事告訴はおやりになりましたか。」
原告1「刑事告訴はしましたが、被告に対してはやっていません。」
山口「乙第23号証を示します。『nopasaran2016』や『ngo052』というツイッターアカウントをご存知ですか。」
原告1「はい。」
山口「合田夏樹さんにどちらかがしつこく電話したのはご存知ですか。」
原告1「覚えていません。」
山口「この法廷にこれらのアカウントの者が傍聴に来ていますか。『ngo052』はきていますか。」
原告1「いいえ。」
山口「『nopasaran2016』は来ていますか。」
原告1「はい。」
山口「どなたですか。指で指して示してください。」
原告1「プライバシーなので。」
吉川「異議あり。言いたくないことは言わなくても良いと思います。」
山口「そんなルールってありましたか。ネズミ色のシャツを着た傍聴人ですか。」
原告1「・・・」
山口「(村上みさき書記官に)原告は硬く黙秘したと記録に書いておいてくださいよ。」
山口「『ngo052』や『nopasaran2016』はカウンターの友達ということですか。」
原告1「はい。」
山口「終わります。」

解説
原告1が「nopasaran2016』が法廷にいるかどうかについては、確認することができないのだから「いない」でも「わかりません」でもよかったはず。
特に原告1についてはウェブサイトなどで掲載されている画像でメガネをかけた姿が掲載されており、今回はメガネをかけていなかったのだから『今日はメガネをかけていないのでよくわかりません』でもよかったと思う。
おそらく、吉川弁護士との打ち合わせでもその辺りはレクチャーされていたはず。
原告1が傍聴席にいると答えたのが単なる凡ミスか、何か意図に基づいたものかはわからない。