>>171
緊縮財政によって荒廃した人心が軍部の台頭をと言うよりも、軍事投資する方が当時最も効率が良かった結果に過ぎない(世界的にその傾向であったし、中野が大好きなニューディール政策は戦争による軍事拡大機運で大成功した)

高橋財政で人心荒廃が止まらなかったのは、確かにデフレ→インフレにはなり失業者は減少した一方で
総労働時間上昇に対して低い賃金伸び率(1926年水準には戻らなかった)、物価上昇影響による農村の困窮・疲弊、疲弊に伴う身売り増加によって社会への失望が高まった事が要因だし
2.26を引き起こしたのは、これまた中野が大好きな国家社会主義者だった事考えたら、高橋財政は成功だったとは軽はずみに言えないし
状況帰結だけ見たらアベノミクスと高橋財政に大した差は無い

景気回復(単純なインフレ・デフレや財政支出)は必ずしも国民幸福に繋がるとは限らない