【安倍晋三の成績表】景気刺激策、対米対中外交、防衛力強化......もしかして史上最高の首相?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191225-00010003-newsweek-int&;p=2

安倍が8年がかりで進めてきた軍事力の強化と、国際的な影響力拡大は今, 日本にとってこれまでになく重要な意味を持つようになった。
アジアで中国が強大な影響力を持ち, アメリカの地盤沈下が進むなか、日本は戦後75年で初めて、真の意味での「独り立ち」を迫られている。その意味で、安倍は最高司令官として高い評価に値する。

安倍にとって第2の戦略的重要課題は、経済の活性化であり、20年にわたる低成長およびデフレとの決別だった。
ここでも安倍は金融緩和と積極財政により景気を刺激し、規制緩和を進めるという明確な戦略を示した。そして日本経済を復活させるために、伝統的な手法は全て試した。

さらに安倍は、この10年で外国人労働者の受け入れ数を倍増させ(これだけでも日本にとっては革命的な措置だ)、
少子高齢化と労働力の減少という人口動態の危機を食い止める措置に着手した。その結果、日本は戦後最長の景気拡大を経験してきた。

それでも日本は、安倍という先見の明があり、一貫した戦略的ビジョンを持つリーダーを持つことで、大きな恩恵を受けてきた。
おかげで日本は、世界の舞台でより大きな役割を担い、重要な同盟関係を維持し, 自衛隊の活動範囲を拡大し, 少なくとも部分的には経済を再活性化することができたのだ。

これはかなり高い成績に値するといっていいだろう。