>>38
保守とはメンテナンス。価値のある伝統と価値のない悪弊を峻別し、伝統は守り続け悪弊は改める。これが保守の本分だと思う。
人間社会も時間が経つと経年劣化する部分、埃が溜まる部分もあろうかと思う。劣化部品は取り換えるなり埃は払うなりすべきだろう。
そうした事を怠り、劣化するがまま、埃が溜まるがままではやがて機械は動かなくなる。人間社会もまた同じ。動かなくなる事はないが誤作動や暴走のリスクが高まる。

現代に生きる我々に課されているのは、この守るべき伝統と破棄すべき悪弊とを峻別する事。その為には、我々のご先祖が何を考え、どのように暮らしてきたのか、そして何を必死で守ろうとしてきたのか、それを正しく理解する事。
つまり正しい歴史認識を持つ事だと思う。