>>35
>本来の保守は"事実を隠さない"立場に居なきゃならん
もちろん原則としてはそうなんだけど、保守は保守なりに「建前」を守る努力も必要
なんでも「事実」を暴いてしまうと、冷笑的なニヒリズムに堕ちてしまう
万世一系が嘘と分かっていても、天皇という「イエ」が続いてきたという建前を守るのが、その代表例
世間様で公然と「万世一系は嘘だ」なんて叫ぶのも「野暮」である一方、万世一系をことさら称揚するのもまた「野暮」なのだ
これもまた均衡の問題に行き着いていて、いかに保守として生きることが難しいと分かる
私自身も、ときおり保守について語るが、自らが保守の人間であると言えるほどまともに生きてきてない
中野剛志は、自身を「保守見習い」と読んでるが、死ぬまで見習いを続けるという謙譲・自己懐疑の精神を持ってして、まず保守の前提となるのだろう