内部留保。

企業統計の最新版https://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/results/2019.7-9.pdfによれば、現金預金が資産合計に占める割合は12%。利益剰余金に占める割合は43%。
ただし規模合計。内部留保に対応するのは、おそらく利益剰余金だろう。

ついでに1年前との比較をすると、法人企業は受取手形・売掛金を回収して10兆円、利益剰余金を積み上げて18兆円、合わせて28兆円を調達し、負債を12兆円減らし、固定資産を17兆円積み上げている。
現金・預金の水準に変化はない。利益をため込んで、現金・預金を増やしているという実態はない。