>>558
東京が「江戸」と呼ばれた、世界から隔絶された「田舎町」だったとき、
日本は世界最大の識字率を誇り、ペリーも「アメリカ以上だ」と舌を巻いた
衛生環境と貧困率や格差の低さを誇る豊かな国だった。

「藩」が治める各地域は、強い個性と独自性を放っていた。

グローバリズムは、国家間の格差を解消する一方で、
国家内の貧富の格差、都市と地域の格差を増大させるものである。

グローバリズムが、人々を本当に幸福にするものならば、それを推進すればよい。
だが、すでにこれまでの実験で、日本のみならず多くの国々を疲弊させてきたことが明らかな以上、
グローバリズムの妥当性は見直されなくてはならない。

イギリスの欧州離脱やトランプ政権の誕生に見られるように、
反グローバリズムこそ新しい世界の潮流である。
安倍政権がやっていることは、世界の新しい潮流に逆らうことである。