『表現者クライテリオン 2018年5月号』「西部邁 永訣の歌」の感想
https://www.amazon.co.jp/dp/B07B64T9H8/?tag=hatena_st1-22&;ascsubtag=d-vkvmg

Amazonカスタマーレビュー

今回の追悼では、若干名を除き、各人が死者に敬意を表して論じているのが分かり嬉しくなります。
例えば、浜田宏一が西部の自死を〈うつ状態〉と関連付けていたり、上野千鶴子が〈彼の死を英雄視することだけは、やめてもらいたい〉と述べていたりします。
西部の著作に親しんだ者としては、異議をとなえたくなるでしょうが、彼らは彼らなりの価値観に沿って真剣に論じているのです。
彼らには、そうとしか思えなかったがゆえに、それを素直に論じているのです。ですから、彼らは(少なくとも今回の追悼では)卑劣な振る舞いをせず、参照に値する文章を残していると思えるのです。


しかし、今回の原稿の中で、少なくとも2名は、その卑劣な本性が明らかになりました。
その人物は、(本書を読んだ方なら予測がついていると思いますが)佐藤健志と藤井聡です。