またまた、神代文字ですね。飽きもせずに。


過去記事に、信者の方のコメントがついています。

記事は
http://nezu621.blog7.fc2.com/b-log-entry-3187.html
日本には漢字以前に文字があった

コメント引用
神代文字については高橋良典さんが神代文字は縄文時代からあるという研究をされていますね。縄文時代は現生人類コーカソイドの拡大までずっと使われ、全世界のそれぞれの地方の言語の文字の母体になっている。
古代エジプト文明からシュメール文明、インダス文明、インカ文明などなどそれぞれの文字は基本的にはヒエログリフであり、その時代の天皇が生み出したものだ。文字は50音の日本語発音が基本であり、神代文字の形態を作る権限は天皇にあった。
そしてわが国に伝わる竹内文書に古事記よりはるかに昔の昔までのいにしえの天皇と同時にその天皇が生み出した神代文字まで書かれていたということになっていますよ。そして検証したところでは、それぞれの天皇の統治時代と世界の諸文明の時代が見事に一致する。
引用終わり

ここで50音といってしまっていることで馬脚をあらわしています。
そもそも現代の母音数と上代の母音数が異なること、上代特殊仮名遣いの存在が、現代に残ったといわれている神代文字の文書が後世の捏造であることの証拠となっているのです。
もちろん、神代文字が存在していたが全ての証拠は散逸している可能性もあります。問題はそこではなくて、現代に残っているものは捏造である事が証明されているのに、新しい証拠を探すことも、また過去の否定された証拠に対する反論もできていないところです。
研究者的な訓練を全くされていないことが明白です。単に過去の事実を並べ立てて、何かを証明した気分になる、もしくはわかっていて信者を煙に巻くのであればきわめて悪質です。