朝鮮人優遇だの生活保護の金額だのに憤っている人達は、少々考えて欲しい。
日本の年間の生活保護費は3兆7千億円である。そして日本政府の年間の総支出額は約130兆〜140兆円である。
生活保護者の内訳は、高齢者が4割、傷病者が2割、重度障害者が1割、母子家庭が1割、残りは失業者などである。
生活保護全体に占める不正受給の比率は0.7%。
生活保護の実態は6割が年金制度の欠陥の尻ぬぐい、その次は雇用保険の欠陥の尻ぬぐい。そんなものである。
不正受給を完全に根絶(それにかかる人件費等を無視して)出来たとしても、250億円にしかならない。