自分を厳しく律していた笹川だが
財団を私物化しているというマスコミからの批判は尽きることがなかった
どうしてもやりたいこと(慈善事業)があるならば私財を惜しみなく投じていたにも関わらず
そのことを宣伝することはなかったからである

 マスコミからの批判に対して訴えるように息子から勧められても
「記者にも妻子がいて生活がある 訴えるのは可愛そうだ。」と
取り合わなかったという

 なおニューヨークのセントラルパークの桜公園は笹川の私財で作られたものであるし
沈没船引き上げ事業も全て私財で行われていた