高島章(弁護士) @BarlKarth

高江で逮捕・勾留中の被疑者(添田氏)、ろくでなし子の飲み会で一度会ったことがあり、動向が気になっているのだが、さっぱり情報がない。
否認の公安事件だから、勾留理由開示請求があっても良いのだが、そういう話もない。

私は、公安事件はそれなりに場数を踏んでいるつもり。その経験から言うと、活動家の逮捕勾留は「法廷闘争」の絶好の機会でもあり、勾留理由
開示は、自己の運動の正当性の宣伝・国家権力の横暴の弾劾の見せ場なのだが…。

連休を挟んだ都合なのだろうかと思うのだが、未だに情報がない。どういう弁護方針なのだろうか?

被疑者添田氏の勾留には、恐らく接見禁止がついているだろう。そういう被疑者を激励するためにも勾留理由開示は重要な激励の場であるはずだが。
私は、新左翼活動家が逮捕されると「おぉ勾留理由開示だぞぉ」とワクワクするのだが、たいてい、検察官の勾留請求が却下されてしまう。まぁ、それはそれでめでたい。

公安・左翼事件では、逮捕後・勾留請求前の初動弁護が大事。仲間がいる代用監獄に押し寄せ、トラメガで激励メッセージを演説する。
弁護人も逮捕後まもなく接見するのが常道。

勾留決定に対する準抗告も、勾留取消申立もやっていないのではないか? やっているとすれば、支援団体が宣伝するはずだ。