絶滅危惧種「カラスガイ」生体を福井県で発見!世界最大級の淡水貝類、30年以上生存中か 福井市自然史博物館で展示

 環境省のレッドリストで「絶滅危惧ⅠB類(近い将来に野生での絶滅の危険性が高い)」に指定されている大型の淡水二枚貝「カラスガイ」の生体がこのほど、福井県嶺北地方のダム湖で発見された。
 福井県のレッドデータブック(RDB)などによると、近年の県内での生息確認は三方湖(若狭町)の1例だけで、嶺北の記録は過去にさかのぼってもごくわずか。
 殻長34センチで30年以上生きているとみられ、5月10日ごろまで福井市自然史博物館で展示されている。

 同博物館などによると、カラスガイはイシガイ科イシガイ目で、世界最大級の淡水貝類。
 国内では本州から北海道の日本海側と東北北部に生息する。
 福井県のRDBでは、県域で最も絶滅の恐れが高い種の一つに指定されている。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

福井新聞 2024年5月8日 午前11時30分
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2033072