なぜ空気はよくて異物は「むせる」のか?気管に水と酸にだけ反応する細胞を発見

 私たちの体は誤って水を気管に飲み込んでしまうと、反射的にゲホゲホッとむせ返るようになっています。

 これは異物が呼吸に必要な肺に入るのを防ぐための「咳反射」という防衛反応です。

 そんな中、米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)は新たな研究で、気管への誤飲に反応して「むせ返る」ために必要な細胞が存在したことを発見しました。

 マウス実験によると、この細胞は「水」と「酸」に反応して咳反射を起こすスイッチをオンにしたとのこと。

 これは液体の誤飲と胃酸の逆流をすばやく感知して、吐き出させるためにあると考えられます。

 研究の詳細は2024年4月18日付で科学雑誌『Science』に掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2024.04.25 Thursday
https://nazology.net/archives/148994