オーガズムは脳回路を「再配線」させて絆を作り出していたと判明!

 「H」の次が「I」なのは自然なことでした。

 米国のテキサス大学オースティン校(UT)で行われた研究によって、オーガズムの回数が増えれば増えるほど、カップルたちの脳が作り変えられる「再配線」現象が進む可能性が示されました。

 研究では人間と同じ一夫一妻制をとるプレーリーハタネズミの脳全体の3Dマッピングが行われており、交尾回数を重ねて脳の再配線が進んだとされたカップルたちでは、脳活動の驚くべき同調性がみられるようになっていました。

 研究者たちはプレスリリースにて「同じような仕組みが人間にも存在しており、オーガズムが絆形成を促進している可能性がある」と述べています。

 また興味深いことに、絆が結ばれている同性ペア(兄弟など)と異性カップル(オス/メス)では、同じ脳領域が活性化していることも示されました。

 単なる快楽の極と思われていたオーガズムが、いったいどんな仕組みで脳の再配線を行っているのでしょうか?

 研究内容の詳細は2024年2月21日に『eLife』にて公開されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2024.03.05
https://nazology.net/archives/146579