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2023/08/14
【海外技術情報】CNRS(フランス国立科学研究センター):フランス北東部で世界最大規模の天然水素鉱床を発見
https://mf-topper.jp/articles/10002322

2023/10/30
スイスが資源国に?天然水素に高まる期待
https://www.swissinfo.ch/jpn/sci-tech/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%81%8C%E8%B3%87%E6%BA%90%E5%9B%BD%E3%81%AB-%E5%A4%A9%E7%84%B6%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E3%81%AB%E9%AB%98%E3%81%BE%E3%82%8B%E6%9C%9F%E5%BE%85/48877676
なぜ今、注目されているのか?

10年前までは、天然水素はほとんど存在しないか、あっても採掘不可能と考えられていた。だが2012年、西アフリカのマリで見つかった天然水素が状況を一変させた。鉱床が見つかったその小さな村では、地中の水素をその場で燃焼・発電し、地域の電力を賄っている。

この発見をきっかけに天然水素の探索が活発化している。フランスで今年発掘された鉱床の水素埋蔵量は約4600万トンと推定されている。これは世界の水素の年間生産量の約半分に相当する。

世界の主な埋蔵場所は?

天然水素は、①鉄に富む岩石がある②200度以上の高温③水が存在するなどの、水素生成に適した地質条件を持つところに埋蔵されている可能性が高い。これらの条件を満たす地域は世界中に数多く存在する。例えば、米国、オーストラリア、フランス、スペイン、ロシア、カナダ、オマーン、日本、中国などが挙げられる。

スイスにもある?

地質条件と土壌中のガスの化学測定の調査から、スイスとアルプス一帯の地下にも天然水素が眠っている可能性が高いとみられている。

アルプスの鉄に富む岩石層は、地殻プレートが衝突してアルプス山脈が形成された時に、地球内部のマントルから地表近くに押し上げられたものだと考えられている。 ...