一流科学誌も大注目! 人体から未知の存在「オベリスク」が発見される

<ヒトの大便や唾液の微生物叢のデータからウイルスとウイロイドの中間的存在が見つかった。米スタンフォード大イワン・ゼルデフ氏らの研究チームは、この成果をなぜ有名学術誌ではなくプレプリントサーバーに投稿したのか>

 「ウイルスは生物か非生物か」というテーマは、今でもたびたび論争となります。
 これは、ウイルスは生物と同じく「核酸(遺伝情報)」と 「タンパク質でできた外界との仕切り(ウイルスでは'殻')」を持ちますが、生物の最小単位である細胞よりもはるかに小さく、生物のような「自力で増殖する能力(自己複製能)」を持たないことに起因します。
 文部科学省によると、理科の教科書ではウイルスを「生物と非生物の中間的な存在」と説明しているそうです。

 ところが1971年、ジャガイモに生育不良を起こす病原体として「核酸はあるがウイルスよりも小さく、自己複製能を持たず、外界との仕切りがない存在」であるウイロイドが発見されます。
 つまり、ウイルスよりも非生物に近い存在が見つかったということです。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

newsweekjapan 2024年02月05日(月)20時25分
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