「75年前の手紙」を頼りに世界で最も希少な鉱物の一種が発見

 ドイツ・バイエルン州環境局(LfU)に現在保管されている古い鉱物の収集品を調査していた専門家チームが、地球で見つかる最も希少な鉱物の一種であるフンボルチン(Humboldtine)のかけらを複数発見した。

 フンボルチンは、鉄と炭素と酸素からなる含水鉱物で、産出地は世界でわずか30カ所しか知られておらず、ドイツ、ブラジル、英国、カナダ、米国、ハンガリー、チェコ、イタリアにある採石場や鉱山などに限られている。
 まれに微小な結晶を形成するが、黄色い非晶質の塊として見つかることが最も多い。
 炭素化合物と酸化鉄が水と反応して形成され、結晶構造内で炭素と他の元素が結合する数少ない有機鉱物の1つだ。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

forbesjapan 2024.01.27
https://forbesjapan.com/articles/detail/68793