金属内部で「普通の電子」ではない何かが電気を運んでいたと判明!

 私たちが信じている電子は、幻かもしれません。

 米国のライス大学(RU)で行われた研究によって、特殊な合金内部では電流がこれまでの常識とは異なり、電子の塊として流れていないことが示されました。

 長い間、私たちは金属内部を流れる電気はビー玉のような電子の粒として理解してきましたが、新たな実験により、このモデルの大前提となる理論が崩れていることが実証されました。

 もし研究結果が正しければ、電子には唯一無二の正体は存在せず、さまざまな形態のうちの1つの相に過ぎない可能性が出てきます。

 研究内容の詳細は2023年11月23日に『Science』にて「ストレンジメタルのショットノイズ(Shot noise in a strange metal)」とのタイトルで掲載されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2023.11.30 Thursday
https://nazology.net/archives/139550