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2023/11/28(火) 07:56:00.95ID:jxkLJe8B福井新聞
コンピューター断層撮影(CT)を活用した恐竜化石の研究に関する福井県民公開講座が11月26日、福井県福井市のアオッサ県民ホールで開かれた。貴重な化石を切断せずに、空洞の状態から脳や内耳の構造を推定することで恐竜の生態を解明する特徴を紹介した。
福井県立大恐竜学研究所の河部壮一郎准教授は、トリケラトプスの化石の解析結果を示し、全長9メートルほどに対し脳の大きさはテニスボール3個分程度と説明。においの情報を処理する「嗅球(きゅうきゅう)」や、バランス感覚をつかさどる三半規管を他の恐竜と比較すると、「鼻が悪く素早い動きも苦手だっただろう」とした。また、聞こえやすい音の高さなどもCTから分かると語った。
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