量子コンピューター超えの計算能力…東京理科大が開発した「LSIシステム」がスゴイ

 東京理科大学の河原尊之教授らの研究チームは、回路線幅22ナノメートル(ナノは10億分の1)の相補型金属酸化膜半導体(CMOS)を使い、現在の量子コンピューターを超える計算能力を持つ大規模集積回路(LSI)システムを開発した。
 創薬や材料開発などに生かせる「組み合わせ最適化問題」を低消費電力かつ高速に解く。
 複数のチップを並列動作させることで機能を拡張し、大型の設備が必要なクラウドサービスを使わずに大規模な計算を可能にする。

 河原教授らが開発したのは、複数のLSIチップをつないで機能を拡張できるスケーラブルな全結合型の「イジングLSIシステム」。
 これまで1チップ内に収まっていた演算機能を、複数の汎用CMOSに分けて接続することで拡張可能なことを実機で実証した。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ニュースイッチ 2023年11月25日
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