>>19
動的に閉じるような構造にはなってない。
TAGSAMは円形のロボットクリーナーのような形をしており、
窒素を噴出して飛び上がった粒子をフィルターを通じて吸い込む。
吸い込まれた粒子は収集ボックスに蓄えられ、余分な窒素ガスは排気される。
NASAはTAGSAMヘッドを開けることができない理由は明らかにしていないが
写真を見る限り、TAGSAMヘッドのネジの部分にも粒子が大量に入り込んで
おり、想定を超える岩石粒子を吸い込んでしまったため、ネジの窪み部分
に岩石が入り込んでしまい、それがツガイになってしまい、ネジを回す
ことができなくなってしまっているように見える。
ここにそのネジ部分のクローズアップ写真が掲載されてるが、
https://blogs.nasa.gov/osiris-rex/2023/10/
特殊な形状をしたネジの外周部分に岩石が詰まってしまっているのがわかる。
爪楊枝のようなものでほじくりだせば解決できそうだが、
サンプルの安全性確保のため使用できるツールはあらかじめ決められており
現状使用可能なツールの範囲では開けられないということ。
NASAでは新たにツールを作り直すことによって内部の安全性を確保しつつ
開封できるように取り組むとしてる