いまはソースコードのやりとりがお手軽にできるし、論文あるいはプレプリントも
オープンアクセスだったりネットワークの速度で即座に手に入るし、調べ物を
するのにサーチエンジンがあるから、物事の進化、情報の拡散が実に早いな。
ハードの世代進化もかつては5−6年ごととか短くても数年ごとだったのに、
いまは半年に1世代ずつ少しずつ代わっていく。
昔のように、IBMメインフレームコンパチ・準拠のマシンを5−6年使い続けたり、
あるいはリプレースしても結局はIBM370互換のままだったりで20年30年続いたり、
DEC VAX780が出たらそれをやはり5−6年(リース・レンタルのサイクル期間程度)
使ってその次もそのファミリーを使いみたいなソフトウェア環境が安定していると
いえば聞こえが良いが、停滞気味であったころと較べると、いまはOSがフリーで
ソースコード付きで誰でも自由にダウンロードできて、みたいな時代になって
まさに隔世の感がある。でもいい加減Cは亡びて欲しい。