生物が最初に声を発したのはいつ? 動物の「鳴き声の起源」が4億年前に遡ると判明

 現在の地球は多くの生き物たちが発する鳴き声で覆われています。

 桃太郎のお供であるイヌ、サル、キジにもそれぞれの鳴き声があり、海に住むクジラやイルカも独特の声を発します。

 人間のおしゃべりもまた、鳴き声をあげる能力を基礎にしています。

 では、地球で最初の「鳴き声」が響いたのはいつだったのでしょうか?

 スイスのチューリッヒ大学(University of Zurich)で行われた研究によれば、あらゆる陸上脊椎動物の鳴き声をあげる能力は、4億年前に存在した共通祖先にルーツを持つことが判明した、とのこと。

 また結論に至る過程も非常にユニークであり、カメやトカゲやハイギョなど、これまで鳴き声をあげないと考えられていた動物にも、本当は鳴き声があることを発見することからはじめられました。

 4億年前の地球で、最初に鳴き声をあげた動物とは、いったいどんな姿をしていたのでしょうか?

 研究内容の詳細は2022年10月25日に『Nature Communication』にて公開されました。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2022.10.26
https://nazology.net/archives/116772