0001少考さん ★
2022/10/19(水) 16:26:46.33ID:+sAJc/OYhttps://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/101800473/
すみかをめぐって争うサーカスティックフリンジヘッド
2022.10.18
北米南西部の太平洋岸にすむコケギンポの仲間、サーカスティックフリンジヘッド(Neoclinus blanchardi)は他の個体と出会うと、口を大きく開けることがある。丸く飛び出た目と明るい色の唇をもつ体長30センチほどのこの魚は、しばしば巨大な顎(あご)を開いて口の中の派手な色彩を相手に見せびらかす。場合によっては、けんかが始まることもある。
「この魚は口を非常に大きく開けますが、何か特別な機能のために進化したのかもしれません」と、タイのバンコクにあるチュラロンコン大学の生物学者で、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)であるワチャラポン・ホンジャムラシルプ氏は言う。このように大きく口を開けられるのは、顔よりもはるかに大きく広がる特殊な顎骨のおかげだ。
しかし、なぜサーカスティックフリンジヘッドの口がこのように派手な色彩をしていて、何のために用いるのかは明らかではなかった。今回、2022年10月6日付けで学術誌「Ecology」に査読前論文を発表したホンジャムラシルプ氏の研究によると、この魚のディスプレイ(自分の体や動作を誇示する行動)は、オスの体の大きさや健康状態を相手に伝え、けがの原因となりうる身体接触を伴う戦いを防ぐのに役立つ可能性があるという。
(略)
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。