海藻はプラごみ問題解決の切り札となるか

 フライドポテトを食べ終わったら、ケチャップの袋も食べてください。
 沸騰した湯にパスタを入れる時は、パスタが入っていた袋もいっしょに入れてください。

 この注意書きを見て混乱してしまったら、それはまだ「ノットプラ」の存在を知らないからだ。
 ノットプラは英ロンドンに拠点を置くスタートアップ企業で、プラスチックの代わりに海藻を原料にした小袋や容器を開発している。
 2014年創業の同社は先ごろ、製品ラインを拡大し、さらに発展させるために、香港のベンチャー投資会社ホライゾンズ・ベンチャーズが主導する総額1000万ポンドのシリーズA資金調達ラウンドを完了した。

 ノットプラの製品は使用後に堆肥(たいひ)化したり、分解されたりするように作られているが、中には食べられるものもある。
 現在は調味料、水やアルコール用の小袋、コーヒーやトイレットペーパーなど、パントリーやバスルームにある製品を保存するためのラップフィルム、さらに内側がプラスチックではなく海藻でできている完全に分解可能なテイクアウト容器などを販売している。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

CNN 2022.05.01
https://www.cnn.co.jp/style/design/35185451.html