ドイツの電気料金は63%アップ…環境原理主義がもたらす“緑のインフレ”という病

 欧州が過去最大規模の電力危機に直面する最中、ドイツは昨年12月31日、稼働中の3つの原子力発電所の運転を停止した。
 残り3つの原子力発電所も今年末までに運転を停止する予定だ。
 ドイツが「脱原発」に踏み切った背景には2011年の東京電力・福島第1原子力発電所事故がある。
 ドイツ国内の反対運動に背中を押されたメルケル前首相は、当時17基が稼働していた原子力発電所全てを今年末までに廃止することを決定した。
 だが当時と現在ではエネルギーを巡る環境が大きく違う。にもかかわらず、ドイツの新連立政権はメルケル氏が敷いた「脱原発」をあくまで墨守する構えだ。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

デイリー新潮 2022年01月14日
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/01140601/