一時的な温暖化が13世紀末の「小氷期」に関わっていた

 実は13世紀末から19世紀にかけて、地球は小氷期と呼ばれる過去1万年間でもっとも寒い期間の1つでした。

 この小氷期がなぜ発生したかについては、未解決の問題であり決定的な原因は明らかとなっていません。

 しかし、マサチューセッツ大学の新しい研究は、意外なことに小氷期が始まる直前に非常に温暖な時期があり、それが小氷期を起こすきっかけになっていたと報告しているのです。

 矛盾した話のようにも感じますが、温暖化が地球全体の寒冷化の引き金になる可能性があるようです。

 研究の詳細は、12月15日付でオープンアクセスジャーナル『Science Advances』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2021.12.25
https://nazology.net/archives/102258