東北大、「ηメソン」と「重陽子」が結合した状態の観察に成功
著者:波留久泉

 東北大学は11月30日、大強度の高エネルギー光子ビームを重水素標的に照射する実験で、クォーク・反クォーク対である「η(イータ)メソン」と、重水素の原子核である「重陽子」(陽子1個+中性子1個)が強く結合した状態の生成、ならびにその観測に成功したと発表した。

 同成果は、東北大 電子光理学研究センター(ELPH)の石川貴嗣助教、高エネルギー加速器研究機構の小沢恭一郎准教授らの共同研究チームによるもの。
 詳細は、物理学を題材とした「Physical Review」シリーズのうち、理論的および実験的な原子核物理を扱う学術誌「Physical Review C (Letters)」に掲載された。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

マイナビニュース 2021/12/01 15:54
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20211201-2210048/