「鍼治療のツボの正体」を解剖学的に示すニューロンが発見される

 鍼治療とは、炎症に関連した慢性的な痛みや、その他健康上のさまざまな問題を改善させる数千年も続く中国の伝統医療技術です。

 現在はどこ国にも鍼治療の診療所があり、非常に一般的な医療として浸透しているイメージもあります。

 しかし、この治療法には科学的根拠がまるでなく、その治療メカニズムもよくわかっていません。

 ハーバード大学医学部の神経科学の研究チームは、そんな鍼治療において、電気鍼を使った場合に抗炎症反応を引き起こす神経ニューロンを発見したと報告しています。

 果たしてこの発見は、謎多き鍼治療のメカニズムを解明する神経解剖学的な根拠となりうるのでしょうか?

 この研究の詳細は、10月13日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.11.02
https://nazology.net/archives/99242