酸化グラフェンが新型コロナウイルスを不活化、その仕組みを突き止めた!

 熊本大学大学院の速水真也教授らは、炭素材料の酸化グラフェンが新型コロナウイルスを不活化させる仕組みを突き止めた。
 酸化グラフェン材料を分散させた溶液を用いた実験で、新型コロナに対する酸化グラフェンの高い吸着性と抗ウイルス効果を明らかにした。
 不織布マスクやフィルター、塗布材など抗ウイルス製品の開発につながると期待される。

 研究グループは物質の形が見える「透過電子顕微鏡(TEM)」を使い、新型コロナに特徴的なスパイクたんぱく質の存在を確認した。
 次に酸化グラフェン分散液中の新型コロナをTEMで観察したところ、スパイクたんぱく質が消失した状態の新型コロナが酸化グラフェンに吸着していることを確認した。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ニュースイッチ 2021年10月30日
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