母乳に含まれる免疫抗体の産生には腸内細菌の力が必要、東北大などが確認
著者:波留久泉

 東北大学と東京大学(東大)、大阪大谷大学(大谷大)の3者は9月8日、母乳中の抗体(免疫グロブリン)が形質細胞(B細胞より分化)から分泌されるメカニズムを明らかにしたことを発表した。

 また、母乳中の抗体産生に関わる形質細胞の大半は、乳腺から遠く離れた腸管に由来していること、母乳中の抗体が産生される際に腸管の免疫機能を高めるため、腸管内に生息する特定の腸内細菌(例:B.acidifaciens、P.buccalis)の存在が重要であることを突き止めたことも併せて発表された。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

マイナビニュース 2021/09/10 17:09
https://news.mynavi.jp/article/20210910-1969565/