金属水素化物の水素吸収能は母体金属の軟らかさに関係する、NIMSなどが確認
著者:波留久泉

 物質・材料研究機構(NIMS)と東京工業大学(東工大)は8月30日、水素社会における基盤技術と位置付けられる金属水素化物の探索において、母体金属の硬さが金属の水素化物形成能の支配因子であることを発見し、水素を吸蔵させるには母体金属が軟らかいことが必要であるとの結論を得たと発表した。

 同成果は、NIMS 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 電子活性材料チームの細野秀雄特別フェロー(東工大 栄誉教授)、同・溝口拓特別研究員、および朴相源外来研究者らの研究チームによるもの。詳細は、米化学会が刊行する学術誌「Journal of the American Chemical Society」に掲載された。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

マイナビニュース 2021/09/01 07:55
https://news.mynavi.jp/article/20210901-1961417/