既存抗マラリア薬に新型コロナの細胞への侵入を阻害する効果、理科大が確認
著者:波留久泉

 東京理科大学(理科大)は7月1日、すでに承認されている抗寄生虫薬および抗原虫薬を対象に行ったスクリーニング試験などの結果から、抗マラリア薬「メフロキン」が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の細胞への侵入を阻害し、「ヒドロキシクロロキン」よりも高い抗ウイルス効果を示すことを突き止めたと発表した。

 同成果は、理科大大学院 理工学研究科 応用生物科学専攻の塩野谷果歩大学院生、同・渡士幸一客員教授(国立感染症研究所 治療薬・ワクチン開発研究センター 治療薬開発総括研究官兼任)、同・倉持幸司教授、同・山崎雅子大学院生、同・大橋啓史博士(ポストドクトラル研究員)、理科大薬学部 生命創薬科学科の青木伸教授、同・田中智博助教らの研究チームによるもの。
 詳細は、ウイルス学を扱う国際学術誌「Frontiers in Microbiology」に掲載された。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

マイナビニュース 2021/07/02 15:46
https://news.mynavi.jp/article/20210702-1914196/