グラフェンと異なる、新たな2Dカーボン構造を発見

 ドイツのマールブルク大学とフィンランドのアールト大学の共同研究チームが、厚さがグラフェンと同様に1原子サイズであり、正方形と六角形、八角形のカーボン環から構成される新しいカーボン2Dネットワーク構造を発見した。
 高分解能走査型プローブ顕微鏡を用いて解析した結果、ネットワークの独特な構造を確認するとともに、電子特性がグラフェンとは異なり、金属的な性質を持つことを見出した。
 将来のカーボンベースの電子デバイスにおける導電ワイヤーや、リチウムイオン電池の大容量陽極材料などに、画期的な応用が期待される。
 研究成果が、2021年5月21日の『Science』誌に論文公開されている。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

fabcross for エンジニア 2021-6-27
https://engineer.fabcross.jp/archeive/210603_a-new-form-of-carbon.html