バラバラの細胞を集め「自動的に心臓を作る」ことに成功。拍動し自己修復もできる

 バラバラだった細胞たちが勝手に集まって心臓をつくったようです。

 5月20日に『Cell』に掲載された論文によれば、幹細胞を6種類の刺激剤で再プログラミングした結果、細胞たちが勝手に集まって(自己組織化して)鼓動する心臓のような球体を形成したとのこと。

 球体の内部は左心室に類似してた空洞になっており、脈拍は内部の培養液を押し出すような動きをしていたようです。

 これまで様々な人工培養臓器(オルガノイド)が作られてきましたが、自己組織化する心臓オルガノイドが作られたのは、今回がはじめてになります。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.05.21
https://nazology.net/archives/89531