新型コロナワクチンは2回目の接種を遅らせて1回目の接種を優先した方が多くの命を救えるとの研究結果

 ファイザーやモデルナ製の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンは、1回目の接種後から3〜4週間の間隔を空けて2回目の接種をすることが推奨されています。
 ところが、医学誌のBritish Medical Journal(BMJ)に掲載された新たな論文では、「2回目のワクチン接種を遅らせて1回目のワクチン接種を大勢に行った方が多くの人命を救うことができる」との研究結果が示されました。

 Public health impact of delaying second dose of BNT162b2 or mRNA-1273 covid-19 vaccine: simulation agent based modeling study | The BMJ
 https://www.bmj.com/content/373/bmj.n1087

 Delaying second Covid vaccine doses can save lives, study finds | Coronavirus | The Guardian
 https://www.theguardian.com/world/2021/may/12/delaying-second-covid-vaccine-doses-can-save-lives-study-finds

 世界中で広く接種されているファイザーやモデルナ製のCOVID-19ワクチンは、一定の間隔を空けて2回接種することが原則です。
 しかし、ワクチンの普及がなかなか進まず、全ての国民に2回ずつワクチンを接種するにはかなりの時間がかかることから、「ワクチンの投与量を半分にして1人1回ずつワクチンを接種させるべきではないか」との意見も出ています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Gigazine 2021年05月14日 21時00分
https://gigazine.net/news/20210514-delaying-second-covid-vaccine-save-lives/