捨てる海藻でプラスチック、「脱炭素」へ トヨタ系研究

 海藻でプラスチックをつくる研究を、自動車部品大手のトヨタ紡織(愛知県刈谷市)が進めている。
 石油に代わる原料として、捨てられてきた海藻を有効に活用する。
 プラスチックゴミによる海洋汚染の解決や、温室効果ガスの排出を防ぐ「脱炭素」につながるという。

 プラスチックは、石油資源の将来的な枯渇や、焼却処分時に二酸化炭素が発生することから、企業や大学が環境負荷を抑えるための方法を研究してきた。
 トヨタ紡織も、石油由来のプラスチックに代わり、車のドア部品に植物「ケナフ」の繊維を使っている。

 今回は、プラスチックの原料として、コンブやワカメを使うことに挑戦した。
 国内で収穫されるものの約7割が非食用で、捨てられてきたからだ。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

朝日新聞DIGITAL 2021年4月26日 13時00分
https://www.asahi.com/articles/ASP4R4SYBP4HOIPE02G.html