机や太ももの上でキーボードなしタイピング 指輪型「TelemetRing」、東大とMicrosoftが開発

 東京大学と米Microsoftの研究チームが開発した「TelemetRing」は、指輪のように装着し、キーボードなしにタイピングが行えるバッテリー不要のリング型無線ウェアラブルデバイスだ。
 テーブルや太ももなどをたたくようにタイピングして入力できる。

 デバイスは5本の指に装着するリング型コイルと、その動きを読み取るリストバンド型コイルで構成。
 装着した指を机や膝の上で叩いた時の衝撃を検出し、どの指かを分類する。

 たたくことで発生する衝撃振動により、装着したリングのインピーダンス(電圧と電流の差)が変化し、そのインピーダンスの変化が磁界結合(2つのコイル間でワイヤレス伝送する仕組み)を介してリストバンドに伝わり、測定システムの信号処理によりタイピングを識別する。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ITmedia 2021年04月09日 09時34分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2104/09/news051.html