超音波を使って新型コロナウイルスを破壊できるかもしれない

 マサチューセッツ工科大学の応用力学教授であるTomasz Wierzbicki氏らが、特定の周波数をウイルスに当て続けることで、ウイルスを破壊できる可能性を示しました。
 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)などへの応用が期待されています。

(中略)

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を含むコロナウイルスはエンベロープという脂質膜を持つ一本鎖プラス鎖RNAウイルスです。
 コロナウイルスの表面には「スパイクタンパク質」と呼ばれる先端が大きく膨らんだタンパク質があり、このスパイクタンパク質が人間の細胞にある受容体に結合し、ウイルスの体内への侵入を助ける働きを持っています。

 Wierzbicki氏は自身の研究分野である固体力学の観点から、超音波を使って新型コロナウイルスの殻やスパイクタンパク質に損傷を与えられるのではと考え、実際にシミュレーションを行いました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Gigazine 2021年04月01日 07時00分
https://gigazine.net/news/20210401-ultrasound-damage-coronavirus-simulation/