検疫の宿泊施設で療養中に死亡 エジプトから到着の女性

 厚生労働省は27日、空港検疫で新型コロナウイルスへの感染が確認され、宿泊施設で療養していた広島県の50代女性が死亡したと発表した。
 26日午後の健康確認で異常はなかったが、27日朝の定時報告で連絡がつかず、訪問した職員がベッドで倒れているのを発見。
 救急隊員がその場で死亡を確認した。
 検疫所の宿泊施設で死亡した例は初めて。
 死因はわかっていない。

 発表では、女性は16日にエジプトから成田空港に到着した際に感染が確認された。
 17〜19日に発熱があったが、その後は下がっていたという。
 PCR検査で26日まで陽性が続いていたが、ウイルスが変異株だったかは判定できていない。

朝日新聞デジタル 3/27(土) 21:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/afe603e839a26861e3ecbd004344d18bf93b0ca2