ヒトが放出した「臭素」がバクテリアに毒を生成させ、動物の脳を破壊していたと判明

 1994年、アメリカ・アーカンソー州デグレイ湖で29頭のワシの死骸が発見されました。

 これは「液胞脊髄症(VM:vacuolar myelinopathy)」または「鳥類液胞脊髄症(AVM:Avian vacuolar myelinopathy)」という脳が破壊される病気が原因であり、年々広まっています。

 この病気の原因は長年謎でしたが、25年越しに解明できました。

 ドイツのマーティン・ルター大学ハレ・ヴィッテンベルク製薬研究所に所属するステファン・ブレインリンガー氏ら研究チームは、VMが外来水草とバクテリア、そして化学物質の3つの要素が絡まり合って発生していたと報告しました。

 研究の詳細は、3月26日付けで科学誌『Science』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.03.27
https://nazology.net/archives/85783