地下鉄サリン事件 捜査秘話 元死刑囚との間で“化学式の対話”

 「オウムの科学を解明せよ」。
 無差別テロ、地下鉄サリン事件の捜査で、こう命じられた元科学捜査官が、事件から26年となる中、捜査の秘話を明かしました。
 サリンの生成に関わった元死刑囚との間で“化学式の対話”が行われ、捜査が進められていたことが分かりました。

 取材に応じたのは、元・警視庁科学捜査官で、医学博士の服藤恵三さんです。

 平成7年3月20日に起きた地下鉄サリン事件では、14人が死亡、およそ6300人が被害に遭いました。

 当日の朝、服藤さんは、地下鉄にまかれた液体をサリンと鑑定しますが、その後、押収された実験ノートを分析したことで事件捜査に関わるようになりました。

 ノートには、サリンを示すとみられる「サッチャン」という表記や、物質の沸点や融点、凝固点の測定値が記されていました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

NHK NEWS WEB 2021年3月23日 0時11分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210323/k10012929891000.html