火星から消えた大量の水は鉱物の中に閉じ込められているかもしれない

 近年になって探査が進む火星は、かつて地球と同じ水に覆われた惑星だったと考えられていますが、現在では乾燥した地表が広がっています。
 「火星にあったはずの水はどこに行ってしまったのか?」という疑問について、カリフォルニア工科大学の研究チームが発表した新たな論文では、「大量の水が火星の鉱物に閉じ込められている可能性がある」と述べられています。

(中略)

 火星にはかつて大量の水が存在していたといわれており、約40億年前には水深100〜1500メートルもの「海」が存在していたと考えられています。
 しかし、火星の水は時間と共に散逸してしまい、NASAの火星探査機「パーサヴィアランス」が撮影した火星表面の写真を見ても、荒れ果てた大地が広がっている様子しか確認できません。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Gigazine 2021年03月18日 07時00分
https://gigazine.net/news/20210318-mars-vanished-oceans-trapped-crust/