北米最古の犬の骨がアラスカで見つかる、人類拡散の旅路を示唆

■アラスカで見つかったシベリアの犬の子孫、1万150年前の骨片

 米アラスカ大学博物館に「PP-00128」という標本があり、20年ほど前から、かなり古いクマのものだと考えられていた。
 この標本は大腿骨の破片で、指でつまめるほど小さく、アラスカ南東部の海岸沿いの遺跡から発掘された。
 同じ遺跡からは、数千年前の魚や鳥や哺乳類の骨のほか、人間の骨も発見されている。

 2月24日付けで科学誌「Proceedings of the Royal Society B」に発表された論文によると、遺伝子解析の結果、PP-00128は、今から約1万150年前に人間の忠実な友として氷に覆われたアメリカ大陸にやってきたイヌの骨だったことが判明した。

 この研究成果は、イヌがアメリカ大陸に入ってきた時期やルートを知る手がかりになるほか、人間と家畜化されたイヌとの長く深い関係を裏づけるものにもなる。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 2/27(土) 18:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/c99415cfcda4384864e19a45ff4dbc137262e72f