0001すらいむ ★
2021/02/23(火) 17:01:56.84ID:CAP_USER光のまぶしさや頭痛などで目が開けられず、暗闇の中での生活を強いられている人たちがいる。
「眼球使用困難症候群」と呼ばれる病気だが、医学的にほとんど認知されていない。
脳の機能障害が原因とみられているが、眼球や視力には問題がないため「視覚障害」にはあたらず、法的保障を受けられないのが現状だ。
当事者を訪ねると、そこには想像を絶する困難があった。【野村房代/統合デジタル取材センター】
◇暗闇の中で寝たきり 電磁波におびえ
群馬県内に住む木村明美さん(51)=仮名=は約2年前から、社会と隔絶した生活を強いられている。
「こんな病気があるんだということを多くの人に知ってもらいたい」。そう話す夫の康夫さん(50)=同=の案内で、アパートを訪ねた。
玄関を開けると、薄暗い廊下の先に、異様な光景が目に入った。
リビングにつながる扉には、無数の段ボールがガムテープで張られている。
はめ込みのすりガラスを通してリビングに光が漏れないよう、隙間(すきま)を塞いでいるのだという。
扉の向こうは完全な暗闇だった。
目をこらしても一歩先すら見えず、方向感覚もつかめない。
康夫さんに手を引かれ、リビング横の部屋に入った。そのまま床に座ると、数十センチほど離れたところからだろうか、消え入りそうなささやき声がした。
明美さんには聴覚過敏もあるため、大きな声が出せない。明美さんはこう気遣ってくれた。
「初めまして、遠い所まですみません……。寒くないですか?」。
1月末だというのに、暖房器具は一切使わず、衣類や布団を重ねて寒さをしのいでいるという。
「去年の秋から、電化製品もだめになってしまって……電磁波のせいなのか、体がビリビリとしびれてしんどくなるんです」。
入浴やトイレで部屋を出る時は、頭から布団をかぶって移動し、暗闇の中で手探りで済ませている。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
毎日新聞 2/23(火) 7:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/34d6a0cebfb16185a3a1a02a2540b280d7b3b978