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2021/02/22(月) 23:55:44.90ID:CAP_USER【2月22日 AFP】漁業資源確保のため人工繁殖させたアトランティックサーモン(タイセイヨウサケ)の稚魚を海洋に放流するという長年の手法が、実は野生のサケの繁殖率を低下させ、有益などころか最終的には悪影響をもたらす恐れがあるとする研究結果を、アイルランドの研究者らが発表した。
英学術専門誌「英国王立協会紀要B(Proceedings of the Royal Society B)」に昨年10月に掲載された論文によると、アイルランド西部のバリシュール(Burrishoole)集水域にあるふ化場で生まれたサケが大西洋に出た後に残す子孫の数は、平均して野生のサケの3分の1にとどまるという。
「われわれの研究では、ふ化場由来のサケが年間の漁獲資源の中に占める割合が大きいほど、翌年の野生環境におけるサケの繁殖力が低下することも明らかになった」と、論文の主執筆者でコーク大学(University College Cork)の進化生物学者、ローナン・ジェームズ・オサリバン(Ronan James O'Sullivan)氏はAFPに語った。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
AFPBB NEWS 2021年2月22日 12:20
https://www.afpbb.com/articles/-/3311431