UAE「HOPE」と中国「天問1号」が火星周回軌道への投入に成功

 UAE初の火星探査機であるHOPEは速度を時速12万1000kmから時速1万8000kmまで減速するための27分間に及ぶエンジン噴射を実施し、火星を40時間で一周する一時的な軌道(高度1000×4万9380km)へと入りました。
 日本時間2月10日午前0時48分頃に軌道投入のためのエンジン噴射開始が、同日1時15分頃に軌道投入成功が確認されています。

 ミッションチームは今後HOPEの軌道を科学観測を行うための55時間で火星を一周する軌道(高度2万2000×4万3000km)へと変更し、主な目的である火星の大気の観測を開始する予定です。
 HOPEのミッションは約2年(687日、火星での1年)の計画で、さらに1年延長することも可能とされています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

sorae 2021-02-12
https://sorae.info/astronomy/20210212-mars-hope-tianwen1.html