「2重マスク」は効果倍増 機能を最大限に生かすには

 サージカルマスクの上に布マスクを重ねて着用することで、せきなどの飛沫(ひまつ)の拡散を阻止する効果が劇的に上がるという研究結果を米疾病対策センター(CDC)が10日、発表した。
 マスクのフィット感を高め、隙間をなくすことで、機能を最大に生かすことができるという。
 新型コロナウイルスの感染拡大防止に有効としている。

 実験では、頭部の模型にマスクを着けて、口から新型コロナの主要感染源である飛沫を模した0・1〜7マイクロメートルの粒子を出した場合、どれぐらい通過するかを調べた。
 3層のサージカルマスク、3層の綿製の布マスクを着けた場合はそれぞれ、粒子を42・0%、44・3%阻止したが、2重マスクでは阻止率が92・5%に倍増した。

 また、マスクを2重にすることで、同じ空間にいる他人が飛沫を吸い込む量だけでなく、自身が他人の飛沫を吸い込む量も同等に減っていた。
 サージカルマスクの耳にかけるひもを縁で結んで、ひだを作ることで隙間を減らすことも、有効だという。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

朝日新聞デジタル 2/11(木) 20:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcbe73abc1f32bfd0811fa195c8f0ee3e11595c2